玄米の美味しい炊き方、コツと工夫で玄米はもっとおいしくなる!!
初心者の方、まずはここから
炊飯器で玄米を炊く方法
最近の炊飯器には、「玄米モード」がありますので、説明書通りに炊けば失敗することなく炊けると思います。玄米モードが無い炊飯器でも、手順をしっかり守れば柔らかく、美味しく炊けるのでご安心ください。
玄米を洗って浸水させます
玄米は精米していないので、糠がありません。研ぐというよりは、表面についたごみやほこりを、さっと洗って水を1,2回とりかえればOKです。
この時、もみ殻などが浮いてきたら、取り除いてください。
洗い終えたら、たっぷりの水につけ、浸水させてください。時間は6〜7時間以上。朝に炊く場合は前日夜のうちに、夜に炊く場合は朝のうちに浸水させておくとよいと思います。
浸水の際、1合の玄米に対して1つまみの塩を入れると、アク抜きと皮を柔らかくする作用が働き、わずかな塩味が残ることも、玄米を美味しく仕上げます。
浸水し終えたら、ざるに上げて水をしっかり切ります。
水加減ですが、玄米100%で炊く場合はかなり多めにして炊くと、柔らかく仕上がります。目安としては、3合で炊く場合は規定量+250ccくらいです。
より美味しく炊くために
圧力鍋で玄米を炊く方法
圧力鍋で炊くと、もっちりとした、おこわのような食感に炊き上がります。
玄米食ベテランの方は、圧力鍋を使う方が多いです。
一番のメリットは、浸水時間が短くても柔らかい炊き上がりになるところです。
玄米を軽く洗ったら、圧力鍋に入れ、米の1.5倍程度の水と1合の玄米に対して1つまみの塩を入れます。
圧力鍋を強火にかけ、ピンが上がり加圧状態になったら弱火にして20分加熱します。
20分たったら火を止めて、ピンが自然に下がるのを待ちます。
ピンが下がったらふたを開け、しゃもじで天地返しをして完成です。
みらくるげんた(発芽玄米)の炊き方
『みらくるげんた』は特別栽培米ゆめぴりかを素材に籾から発芽させる製法で作られています。
農水省の許可も取得していますので、『美味しさ』『安全』『品質』 の三拍子も揃った玄米なのです。
みらくるげんたは芽吹きの時30種類以上の酵素が働き糖質化されていますので玄米より柔らかくなっています。
通常は、炊くお米に対して2〜3割を入れて炊くことをおおすすめしております。
白米を洗い終えた後、みらくるげんた(発芽玄米)をさっと水洗いし、白米に混ぜてください。このとき、胚芽を落とさないようもみ洗いはしないでください。
水加減は通常通りで、炊飯器もふつうの設定でOKです。
みらくるげんた(発芽玄米)100%で炊飯する場合も、さっと水洗いした後、通常の炊き方で美味しく召し上がれます。