平野ファームへようこそ
有機栽培の経験を生かし、特別栽培米へ
特別栽培米農場へのこだわり
弊社では化学抗生物質や化学肥料を使わない有機栽培を1997年から22年間実践してまいりました。
安心安全でおいしい有機米をお客様へとの想いでしたが打ち寄せる年波には勝てず体力的に限界を感じ令和元年より特別栽培農産物制度にのっとり、化学合成物質、化学肥料の使用を極力抑えた特別栽培米に移行いたしました。
弊社では、有機栽培で培った経験を活かし、一般に特別栽培米として売られている基準値よりもはるかに低い値での農薬や肥料での生産(各商品ページに数値掲載)となり、今後も付加価値を提供できるように努力してまいります。
有機米のこだわりのお客様のご意向に100%沿えないのが残念ではありますが、今後とも平野ファームとしてこだわってきた安心で美味しいお米を生産してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
低農薬ときれいな水で安心、北海道の米作り
数あるお店の中から、「平野ファーム」へお越しいただき誠にありがとうございます。
父の代より続く平野ファームは、私で2代目になります。大雪山からきれいな水が流れる、上川郡当麻町で一生懸命お米を育てています。
冬の寒さが厳しい北海道。本州に比べて病害虫や雑草が少ないく、農薬使用量を通常の半分程度に抑えた、クリーンで安心なお米作りが可能になります。
より安全で美味しいお米を目指して
私たち自身や、お米を食べていただくお客様やそのご家族が「安心して美味しいお米」が食べられるよう、平成9年より有機栽培への挑戦を始めました。
3年後の平成12年には【有機JAS認定】を取得し、22年間有機栽培でお米を育ててきました。その経験を生かし、現在は特別栽培米に移行いたしました。
以前はあまり評価されなかった北海道米も、品種改良や気候の変化のおかげで、全国でも高い評価を得られるまでになってきたことを嬉しく思います。
食卓に笑顔があふれることを願い、日々真面目に農業に向かい合います。
P.S.趣味で載せたカラオケ動画が意外と好評で驚いています笑
平野ファーム代表:平野一彦
平野ファームのお米が美味しい3つの理由
ミネラルをたっぷり含んだきれいな水をたくさん飲んで育つ
"稲"に"水"で「水稲」というくらい、水稲栽培には"水"の存在が最も重要となります。
大雪山を水源とする、全国屈指の一級河川、石狩川。その上流に位置する、ここ北海道上川郡当麻町では、山から湧き出たばかりの、ミネラルを多く含んだ清流をたっぷりと使うことが出来ます。
栄養たっぷりのきれいな水が、美味しく健康なお米を育てます。
盆地の寒暖差がつくる強くたくましい稲
豊富できれいな水に加え、盆地特有の気候により、夏でも寒暖の差が大きいことが、お米の美味しさにつながってきます。
昼間に太陽の光をたっぷりと浴びた稲が、涼しい夜に美味しさと栄養をじっくりと米粒に蓄えます。
また、本州に比べて気温・湿度共に低く、病気や害虫による食害のリスクが低くなるので、農薬の使用を半分程度に抑えて栽培することが可能です。
浸透性の良い肥沃な土壌
浸透性に優れた砂利層の土質により、水が停滞することがないため、田んぼの中は常に新鮮な状態の水を湛えることが出来ます。
また、稲が地中深くまで根を張ることが出来るため、土中の栄養をたっぷりと吸い上げることができ、しっかりとした丈夫な稲に育ちます。
玄米へのこだわり

歳をとっても、元気に畑で動き回っていた祖父母の記憶
私が子供のころ、祖父や近所の老人は元気で長生きだったことを覚えています。
食べ物が今ほど豊かではなかった時代に、なぜ年をとってもあんなに元気に動き回っていたのか、と考えるようになりました。
農作業を生業にしていたので、身体は丈夫だったのでしょうが、それだけではなかったはず。
元気の秘訣は食生活にあった!
そこで気が付いたのは、当時は玄米食を多く食べていたということ。
玄米は、「完全栄養食」と言われる程、栄養価に優れており、ビタミン・ミネラルに加え、食物繊維も豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要な栄養素をほとんど摂取できるとも言われています。
玄米の栄養やメリットについては、詳しく説明されたサイトがたくさんあるので、ここでは言及しませんが、彼らの元気の源はこの玄米に合ったのだと考えました。
より安全なお米づくりへの挑戦
「安全で美味しく、健康になれるお米」のために玄米の提供を始めようと考えたとき、慣行農法の一般米だと、精米しない分だけ、白米より残留農薬が残る可能性があることが解りました。
本来、北海道の気候の特性上、本州に比べた場合少ない農薬の使用量で栽培が可能なのですが、より「安全で安心」して玄米を食べられるよう、農薬を使用しない「有機栽培」への挑戦を一部圃場にて始めました。
平成9年より取組はじめ、3年間は「転換期間」として、有機JASの規格に沿って栽培し、平成12年に晴れて「有機JAS認定」を取得し、22年間有機栽培を実践しておりました。
有機栽培から特別栽培間米へ
令和元年、体力的に限界を感じ、特別栽培農産物制度にのっとり、化学合成物質、化学肥料の使用を極力抑えた特別栽培米に移行いたしました。
ご好評につき 有機栽培米は完売いたしております。有機米はこれにていったん終了とさせていただきます。
農林水産省登録認定機関
非営利活動法人 北海道オーガニック推進協会
認定番号:HT19-072801
そして、発芽玄米へ
栄養価の高い玄米をもっとお手軽に
安全な玄米を作れるようになりましたが、その性質上硬いため、炊飯に技術を要するという問題点がありました。
ところが、玄米を発芽させた「発芽玄米」は、糖質化されたことで炊きにくさの点をクリアし、白米と同じように普通に炊けることが解りました。
それどころか、発芽しようとするときに作り出す物質により、玄米以上に栄養化が高くなるというのです。
また、ギャバと呼ばれる成分が白米の10倍も含まれており、ストレスの軽減、不安の緩和、高血圧の改善、血糖値の低下といいとこづくし!
「これは作らずにはいられない」と、早速試作を始めました。
自然発芽にこだわる
自然のチカラが一番と考え、籾の状態で発芽させた発芽玄米にこだわりました。発芽させすぎてしまったり、乾燥が不足していたりと、失敗を重ねた末、無事に籾発芽の製品化に成功!
後から知ったことなのですが、スーパーなどで売られている発芽玄米は、もみ殻をとり、腐らないように塩水につけられた後、機械で熱せられ、短時間のうちに発芽させて育てているとのこと。
籾のまま自然のままに発芽させた、安全で健康な「発芽玄米」。奇跡ともいえる栄養価と、玄米の「げん」から「みらくるげんた」と名付けられ、皆様に愛されております。